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奄美マングースバスターズ/奄美マングースバスターズとは

奄美マングースバスターズ/自然を守るプロ集団

奄美マングースバスターズ

奄美マングースバスターズ/集合写真

 奄美マングースバスターズは、奄美大島からマングースを完全排除し、奄美の生きものたちをよみがえらせることを目的として、2005年に結成されました。マングースを捕まえるための高い技術、山の中を歩き通す体力、奄美の自然に対する理解、そして奄美の自然をよみがえらせる熱意を持った男たちです。時に豪雨にうたれ、ハブと遭遇しつつも、日々奄美の森の中で作業するマングースバスターズは、奄美の自然を守るプロ集団です。

わなによる捕獲作業


 少しでも多く、早く、マングースを捕る

奄美マングースバスターズ/筒わな点検 マングースを減らすために、最も効果的な方法 は、わなによってマングースを捕獲することです。2000年のマングース防除事業を始めた当初は、地域の皆さんの協力を得て、「カゴわな」による捕獲を進めました。その後、奄美マングースバスターズが本格的に活動を始めると、より広い範囲で捕獲するようになり、更に新たなわなとして作業がしやすい「筒わな」を導入しました。現在ではマングースの生息するほぼ全ての場所にわなが設置されています。わなは約50m間隔でライン状に約3万個が設置され、奄美大島全域を覆うネットワークの様に配置されています。わなにはマングースを誘う餌として塩豚やスルメなどを付けています。

 最近はマングースがかなり少なくなり、滅多に捕獲されません。そこで、数が少なくなったマングースがどこにいるのかを知るために、「ヘアトラップ」(マングースの毛を採って居場所を突き止める道具)や、「自動撮影カメラ(センサーカメラ)」(カメラの前を動物が横切ると自動的に写真が撮られる道具)を使っています。こうして、残されたマングースを探し出しながら、捕獲を続けています。

奄美マングースバスターズ/筒わな・カゴわな・ヘアトラップ

探索犬

 
 マングースを探し出す、高感度センサー


 奄美マングースバスターズ/犬チーム

奄美マングースバスターズ/犬によるマングース捕獲数 マングースを効率的に捕獲するため、マングースを探し出す犬の導入・育成を進めています。こうし た犬は探索犬と呼ばれ、すぐれた嗅覚と運動能力、そして人の指示を理解しそれに従う能力を持っています。探索犬はハンドラーと呼ばれる訓練士(奄美マングースバスターズメンバー)と一緒に森の中に 入り、マングースの臭いや糞を探し、時にはマングースが潜んでいる穴を突き止めます。マングースの数が減ってきた中での探索犬の役割は重要で、マングースの完全排除に向けてその活躍が大いに期待されています。

在来動物のモニタリング調査

 
 よみがえれ!奄美の生きものたち


奄美マングースバスターズ/ケナガネズミ
センサーカメラにによって撮影されたケナガネズミ

奄美マングースバスターズ/センサーカメラ設置 マングースを減らしていく中で、奄美の生きものたちがどのように回復してくるのかを確かめるため、モニタリング調査をしています。島全域に設置している自動撮影カメラ(センサーカメラ)では、アマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、アマミヤマシギなどが、徐々に増えて生息地を広げている様子がとらえられています。また、わなの点検作業をする時にも、周りの生きものたちの声や姿に注意を払い、確認した場所を記録しています。

 日々の作業を進めていく中で、生きものたちのよみがえっていく姿が確かめられることは、バスターズにとって仕事の成果を知ることで
あり、また誇りでもあります。


一般財団法人自然環境研究センター

奄美大島事務所

〒894-0008
鹿児島県奄美市名瀬浦上1385-2

TEL 0997-58-4013

MAIL amamiooshima_jwrc@feel.ocn.ne.jp